やわらかさと骨盤の大きさが決め手!デフォルメキャラクターのポージング、5つのコツ

やわらかさと骨盤の大きさが決め手!デフォルメキャラクターのポージング、5つのコツ

デフォルメキャラクターを描きたい!けれど、ポーズをつけるとどこかおかしくなってしまう…

 

そんな方のために、今回は2~2.5頭身くらいのデフォルメを描く際の構造とポージングのコツについて解説します!

 

前回講座もぜひ参考にしていただければ幸いです。

▼目次

1. パーツの形は「柔らかい丸太」の集合体
2. 骨の構造
3. 身体のラインは曲線を意識する
4. 内股ポーズと太もものスキマ
5. まとめ

 

 

1. パーツの形は「柔らかい丸太」の集合体

デフォルメキャラクターは高頭身のキャラクターに比べると、部位や関節はかなり簡略化されます。


筋肉などの描きこみを抑え、『やわらかい丸太』の集まりのようなイメージで把握しておきましょう。

平面的にならないためには、一つひとつのパーツの断面が円になることを意識して描いてみましょう。

 

デフォルメなので簡易的になりますが、ある程度の肉感も忘れずに!


2. 骨の構造

骨の構造は人間である限り、通常の頭身のキャラと変わらないと考えた方が良いでしょう。

 

首や肩などは省略されがちなので多少嘘をつくことになりますが、そこに関節があるというのは忘れないようにしましょう。

 

また、骨盤を大きめにすることでずんぐりした体形のバランスをとりやすくなります。

3. 身体のラインは曲線を意識する

身体のラインは、骨ばった部分があまりないため、固いラインよりふんわりしたカーブが多くなります。

また、S字のような身体のラインにすることで、ポージングのメリハリをつけやすく、華やかな印象になります。背中からお尻のラインを意識しましょう。


4. 内股ポーズと太もものスキマ

前述したとおり、骨盤を大きめにするため、内股が良く映えます。可愛らしいキャラクターにしたいなら、内股を意識してみましょう。


また、太ももの間のスキマは開けるようにすると、内股にした際もシルエットが美しくなります。


5. まとめ

  • パーツの形は柔らかい丸太を意識する
  • 骨盤は大きめに
  • 身体のラインは曲線に
  • 内股ポーズを活用する、太ももの間にスキマを入れる

これらのことを意識すると描きやすくなるかもしれません。デフォルメマスター目指して頑張りましょう!

著・画 安田昴

フリーランスのイラストレーター。


ソーシャルゲームの絵などを描きながらこちらで記事を書かせていただいてます。


CGデザイナーの経験あり。何かありましたらこちらにお願いします

 

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