二人以上のキャラクターを画面に入れる際、どう組み合わせるか?そんな時、あらかじめ構図のアイデアのストックがあると便利です。
まさに定番ともいえる、あちこちでよく見かけるお約束の構図もあります。そんな中から今回はかっこよくキマる、多人数の構図のバリエーションを13個ご紹介したいと思います!
▼目次
1. シンメトリー(左右対称)
2. 背中合わせ
3. 身体的接触
4. コマ割り
5. 角度・方向を揃える
6. パースを付ける
7. 視線誘導のテクニック
8. まとめ
1. シンメトリー(左右対称)※推奨キャラクター数:2人
単純なシンメトリー(左右対称)の構図です。シンプルですが整った雰囲気を出すことができます。
2. 背中合わせ ※推奨キャラクター数:2人
キャラクターを背中合わせに立たせる構図です。キャラクター性を出しやすく、ドラマティックな演出ができます。
3. 身体的接触 ※推奨キャラクター数:2~3人
抱きついたり手を握ったりと、身体的接触をさせます。カップリングイラストなどに向いています。
4. コマ割り ※推奨キャラクター数2人~
キャラクターを区切ったコマの中に入れてしまう構図です。一枚絵を並べる、という考え方で配置をすることができます。コマさえ増やしてしまえばかなりの人数を収めることができます。
5. 角度・方向を揃える ※推奨キャラクター数:2人~
同じ方向に走る、武器を向けるなど、統率のとれた構図になります。キャラクターにアクション性を持たせることができます。
6. パースを付ける ※推奨キャラクター数:2~3人
キャラクターを手前と奥に配置することで前後感を出す構図です。背景との親和性も高く、本の表紙などにもしやすいです。
7. 視線誘導のテクニック
複数人を配置した時でも視線誘導のテクニックを使うと、ちらついた印象がなくなりすっきりとした構図になります。
顔やなびく布、手足など目につくパーツの配置には気を付けましょう。
8. まとめ
単行本の装画や雑誌の表紙、ゲームのパッケージ、写真集など、参考になる構図は身近に山ほどあります。自分のストックを増やすつもりで常に観察することをオススメします。構図マスター目指して頑張りましょう!
著・画 安田昴
フリーランスのイラストレーター。ソーシャルゲームの絵などを描きながらこちらで記事を書かせていただいてます。
CGデザイナーの経験あり。何かありましたらこちらにお願いします
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